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大阪市都島区の夜間・休日専門の税理士の梅田です。

・日本には様々な税金の種類があるけど、どんなものがあるの?
本日は、こちらの内容に関する記事となっております。
日本には、様々な「税金」の種類があります。
その数、なんと約50種類だそうです。
世の中の全てに税金がかかっていると言っても良いぐらいでしょう。。。
普段なじみのある税金といえば、法人税・所得税・住民税・消費税ぐらいかと思いますが、世の中にはこれ以外にも様々な税金が存在します。
事業をやっている方であれば、上記に加えて、事業税・事業所税・印紙税も耳にすることがあると思いますし、自宅・車などの固定資産を保有している方であれば、固定資産税や自動車税、不動産取得税も有名です。
他にも、相続税や贈与税も聞いた事があるかと思います。
本日は、そんなメジャーな税金に比べて、普段耳にしない税金の記事となります。
法定外普通税・法定外目的税
普通税と目的税?
マイナーな税金として、「法定外普通税」「法定外目的税」という税金があります。
こちらは、都道府県や市区町村などが独自に創設する税金となります。
固定資産税などのように、地方税法に定められている税目以外の税金となります。
この場合の、「普通」と「目的」という言葉の意味は、資金使途が決まっているかどうかで変わります。
使途が限定されていないものが「普通税」であり、特定の使途にのみ税収を充てることができるものが「目的税」となります。
大阪にはどんなものがあるの?
例えば、大阪の例でいうと、「大阪府」で定めている法定外税としては、「宿泊税」があります。
ホテルや旅館などの宿泊施設に宿泊する際に、宿泊客が通常の宿泊料金と合わせて、この「宿泊税」を支払います。
宿泊税を受け取った事業者が、受け取った分を納付します。
この税金は、一人一泊当たり@100円~@300円になります。
参考:大阪府ホームページ
旅行者の受入環境の整備や大阪の魅力向上・国内外へのプロモーションを推進するための資金調達として、創設されたようですね。
他にも「泉佐野市」では、関西国際空港へ渡るための「空港連絡橋利用税」というものがあります。
この税金は、通行する回数1往復につき100円になります。
参考:泉佐野市ホームページ
このように全国の自治体で様々な種類の法定外税が存在します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
世の中には、他にも「とん税」など聞いたこともないような税金が存在します。
税金に包囲されている感じがして、良い気分になる話ではありませんが、興味を持つ事も良いかもしれません。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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