大阪市都島区の夜間休日専門の税理士梅田です。
本日は「税金の情報の収集方法」をテーマに記事を書きたいと思います。
税理士の仕事の一つに、税金に関する情報・知識の収集があります。
最新で正確な情報を、クライアントにお伝えし、それを利用できないか考える。
税理士の大事な仕事の一つになります。
商品売買のように、モノの仕入はありませんが、税理士業の場合なら、この情報収集が「仕入」にあたります。
「仕入」がなければ「売上」はたたない。という事です。
厳密には、過去の知識や経験で「仕入」を行わなくても「売上」がたつ。という事もあると思いますが、
「正確」で「最新」の知識とは限りません。
そうなってくると、クライアントに迷惑をかけることになりますので、やはり「仕入」は必須です。
「情報」や「知識」の仕入方法
現在は、ネットで検索すれば、ある程度の情報がでてきますし、SNS等でも情報が手に入ります。(国税庁のホームページは頻度高)
これだけネットが発達していると、手軽・早いという点において非常に便利ですが、情報の精度としては、下記の方法に比べると劣ります。
税務に関する情報を発信している情報誌(税務通信など)・税理士会やその他の団体の研修、セミナー・書籍の購入などが考えられます。
また税務判断に迷う事もあるでしょう。その場合には、同業である税理士の意見を聞けるサイトや事前相談という制度もあります。
図書室の利用

書籍の購入という「仕入」はかなり重宝する方法ですが、既に書店で取り扱っていないケースもあります。
その場合、アマゾンや楽天などのショッピングモールで探す。という選択肢も当然ありますが、他の方法として、「税理士会の図書室」を利用してみる。ということもあります。
さすが税理士会運営の図書室なだけあって、かなりの量の書籍が保管されています。
こちらは、税理士限定で利用できる図書室であり、書籍の貸し出しはやっていませんが、コピー(有料)を取ることが可能です。
書籍の内容の一部だけ情報がほしい。というケースではこの方法もアリだと思います。
近畿税理士会の場合は、近畿税理士会館の5階に図書室があります。
事前予約制なので、目的の書籍があるかどうか、行く前に調べて、予約してから行くようにしましょう。
現在はコロナ対策の影響で、
利用時間1時間。
大阪府新型コロナ警戒信号が緑・又は消灯していること。
このような状況に限定されているようです。
ちなみに、先日利用しようと思ったのですが、大阪府の警戒信号が黄色でしたので、泣く泣くあきらめることになりました。。。
そのほかにも「国立国会図書館」を利用する方法もあるでしょうね。
これらの図書館については、やはり市内(大阪市・京都市)に存在しますので、私の実家のように近畿圏の端っこにお住まいの方にとっては、行き来するだけで相当な労力が必要になるので、どうしているんだろう。と考えてしまいます。
廃版になっているものだけでもデータ化して見る事が出来るなら便利なんですけどね。
以上、税金の情報の収集方法に関する記事でした!